みちのく五大雪まつりの1つとして有名ななまはげ柴灯まつり。
「今年はナマハゲを見に行こうかな」と思ったら。
秋田県冬の観光行事である“なまはげ柴灯まつり”をどうぞ。
ちなみに、なまはげ柴灯(せど)まつりは毎年2月の第二金・土・日の3日間開催されます。
開催場所は秋田県男鹿市北浦(おがし きたうら)の真山神社(しんざんじんじゃ)。
秋田の冬を代表する、大きなお祭りですね。
では、このなまはげ祭りの見所や楽しみ方は?
なまはげ柴灯まつりの見どころと楽しみ方とは?お祭りのスケジュールを紹介!
なまはげ柴灯祭りの一番のみどころは、やはりなまはげ踊りでしょう。
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その息子である石井歓さんが作曲した曲
この2つで踊るなまはげ踊りは、迫力が凄い人気の催し物となっています。
なまはげせどまつりは、夕方から夜にかけて行なわれる一種の神事です。
より正確に言えば。
- 900年以上前から毎年1月3日に真山神社で行なわれる神事「柴灯祭(さいとうさい)」
- 民俗行事「なまはげ」
を組み合わせた冬の観光行事なんですね。
この行事のプログラムとしては、
- 【初日限定】鎮釜祭・湯の舞 18:00~/広場入口
- なまはげ入魂 18:20~/参道入口
- なまはげ行事再現 18:35~/神楽殿
- なまはげ踊り 18:55~/柴灯火前
- なまはげ太鼓 19:05~/神楽殿
- なまはげ下山・献餅(けんぺい) 19:25~/広場・参道
- 里のなまはげ乱入 20:00~/神楽殿・広場
- 護摩餅配り・記念撮影会 ~20:30/神楽殿前
となっています。
勇壮な踊りであるナマハゲ乱舞を始め、「家内安全」「五穀豊穣」などを願い演奏されるなまはげ太鼓も聴く価値があります。
市内各地区の特色あるなまはげが乱入する里のなまはげ乱入も面白いですしね。
このお祭りに参加するなら、最後まで見ていくことをおすすめします。
最後は柴灯火で焼いた大餅を切り分けて、配ってもらえるので。
この護摩餅(ごまもち)は、災難除去の御護符(おごふ)としてご利益があるのだとか。
災難除けに、そして何か良いことが起こることを期待して、しっかり貰っておきましょう。
それと、忘れてはいけないのが記念写真。
お餅配りの際は記念撮影会もあるので、写真を撮るならこの時に。
ちなみに、基本的には3日間同じ内容となりますが。
- 鎮釜祭・湯の舞神事
- 北陽小学校児童によるなまはげ学習発表
など、初日限定の行事もあるので、できれば1日目の2月第2金曜日に行くことをお勧めしておきます。
まぁ、こだわりがなければいつでも大丈夫ですが。
なまはげ祭りの混雑状況とアクセスについて 車で行く場合の駐車場状況は?
なまはげ祭りに参加する際の交通手段(アクセス)は、何を考えてますか?
時間は18時から20時30分までの2時間半なので、車でも電車でも大丈夫です。
電車の場合は簡単ですよ。
秋田駅から最寄り駅である男鹿駅に移動すればいいだけのことなので。
祭りの日は、男鹿駅から臨時のシャトルバスが出ています。
遅れさえしなければ、男鹿駅から会場まで一本で行けます。
ただし、駅から会場まで約40分かかるので、その移動時間は考慮すること。
シャトルバスの料金は片道で
- おとな300円
- こども150円
出発時刻は
- 16時35分発
- 17時50分発
となっています。
うっかり忘れないよう気をつけて下さい。
なお、男鹿駅のほか、男鹿温泉郷からも会場までの臨時シャトルバスが出ます。
こちらの時間は16時50分発と17時30分発になります。
バスを乗り逃したり、早めに行って観光したい!
という場合は、タクシーを利用してもOKです。
徒歩だと辛いので、そのいずれかの方法を利用するのが良いでしょう。
一方、車で向かう場合は男鹿駅から約30分の道なりになります。
駐車場はなまはげ館のものを利用してください。
料金は1台1000円、祭り終了まで利用できます。
なまはげ館の駐車台数は150台。
その他、第一駐車場の隣に約80台。
旧鳥居横に30台、なまはげオートキャンプ場に約200台駐車可能となっています。
さらに、土曜日限定ではあるものの男鹿温泉結いの宿別邸つばきの駐車場に約150台駐車できますよ。
どこも15時から利用時間なので、早めに行って周辺を観光してから、お祭りに参加するのもアリ。
むしろ、早めに行ったほうが良いかもしれません。
お祭り当日は混み合うものなので。
ギリギリに行った場合、どこも満車でお祭りに参加できない・・・
なんて悲しい思いをすることになるかもしれないし。
できればバスを利用するのがベスト、次点でタクシー。
車の場合は早めに行くのが良さそうです。
みちのく五大雪まつり なまはげせどまつりの「なまはげ」って何なの?
東北の冬ならではのお祭りが楽しめるみちのく五大雪まつり。
- 秋田県男鹿市「なまはげ柴灯まつり」
- 秋田県横手市「横手かまくら」
- 青森県八戸市「八戸えんぶり」
- 青森県弘前市「弘前城雪燈籠まつり」
- 岩手県雫石町「いわて雪まつり」
各種ニュースにも取り上げられるくらい有名なお祭りです。
しかも、日程が連続していて、一部重なっている上に、開催場所も近いので。
移動を頑張れば、複数のお祭りを見ることも可能です。
そんな5つの中の1つ、なまはげ柴灯まつりですが。
そもそもこの「なまはげ」とは何なのか?
有名だから聞いたことはあるし、何となくのイメージも浮かんではいるんだけど。
具体的なことはよく知らない…という方も多いでしょう。
ナマハゲとは、年に一度、集落の家々を回っていく存在です。
悪事に訓戒を与え、災禍を祓い、祝福を与えて去っていく。
まぁ、子供に対して「なまはげが来るぞ!」と脅す恐怖しつけが有名なせいで、祝福を与えるっていう事実はあまり知られていませんが。
このナマハゲの行事は、男鹿に古くから伝わる民俗行事。
厄を払って祝福を与えてくれる「男鹿のナマハゲ」として、国の重要無形文化財にも指定されています。
ちなみに、ナマハゲは1月1日の正月ではなく、12月31日大晦日の夜に来ます。
いわば「サンタクロース」扱いになるんだとか。
なまはげて聞いたことはあるけど、その実態はよく知らないなぁ…
って人は、この機会にナマハゲ柴灯まつりに参加して、なまはげ文化に触れてみてはいかがでしょうか?
なお、観光用のなまはげは秋田県男鹿市の「なまはげ館」に年中無休でいます。
時期が合わない場合でも、男鹿半島のナマハゲ館へ行けばいつでも、動くナマハゲを見れるわけですね。
みちのく五大雪まつりのなまはげ柴灯まつりまとめ
なまはげ柴灯まつりの見所は、何と言っても「なまはげ踊り」です。
しかし他にも、ナマハゲに関する様々なプログラムが用意されていますので、そちらも楽しめるでしょう。
個々人の好みで、どれが凄いと感じるか変わるものですしね。
最寄り駅は男鹿駅、お祭り当日にはシャトルバスが出ているので、そちらを利用するのがお勧めです。
電車+シャトルバスが良いですね。
近くに駐車場もありますが、早めに行かないと満車状態で利用できない可能性もあるので、自動車で行く場合は気をつけて下さい。
一部の地域以外では、普段話にしか出てこない本物のナマハゲに触れるチャンスです。
興味のある方は、ぜひ一度参加してみて下さいね。
なお、2018年の第55回なまはげ柴灯まつりは、2018/2/9(金)・10(土)・11(日)の3日間開催されます。
開催時間は18:00~20:30と短いですが、濃密な2時間半を過ごせるでしょう。
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