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東大寺お水取りの見どころと混雑情報!奈良県二月堂の修二会日程と由来についても解説

東大寺お水取りの見どころ

奈良県にある東大寺と言えば、日本で最も有名なお寺。
そんな東大寺では、毎年3月初旬~中旬にかけて、お水取りの行事が開催されます。

と言っても、お水取りの儀式は、あくまでも修二会(しゅにえ)と呼ばれる行法の一部。
今では、修二会の別名がお水取りになっているような印象ではありますが、明確に区別されています。

そんな修二会(しゅにえ)やお水取り(おみずとり)はどんな行事なのか?

日程・スケジュールから、由来や混雑情報などを徹底解説していきます。
東大寺のお水取りに興味がある方、今年参加しようと思っている方は参考にしてください。

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東大寺お水取りの見どころとタイムスケジュールは?行事のメインイベントを徹底解説!

奈良県東大寺の二月堂で毎年行われる修二会と、その行法の一部であるお水取りのスケジュールは?

毎年3月1日~14日に、修二会の本行が行われます。
終わるころには冬が明けていることから、春を告げる行事ともいわれるのが特徴です。

そのメインイベントであるお水取りの日程は、3月13日午前1時から。

奈良県に住む人達にとっては、毎年のお水取りは、季節の節目になる行事として浸透してます。

 

何せ、このお水取りは、奈良時代から続く伝統行事。
752年以来途絶えたことがないので、既に1200年以上続いているわけです。

ちなみに、このお水取りは、旧暦の時代は2月1日から実施されていました。

それが由来となって、二月に修する法会「修二会」と名付けられたわけですね。
二月堂の名前も、同じく2月が由来となっています。

また、お水とりと同じく行法の見どころであるお松明(おたいまつ)のタイムスケジュールは、毎日19時から(一部30分程度ずれることもあり)となっています。

 

行事の見所は、上記でも挙げたとおり、お水取りとお松明。

真夜中に水をくむ「お水取り」。
観音様にお供えする香水(こうずい)を汲み上げる行事です。

具体的には何をするのか?

ザックリ説明すると――
修二会では、日中から夜明けまでの1日を6つの時(六時)に分けて、それぞれに悔過作法が勤められます。
※六時とは…日中・日没・初夜・半夜・後夜・晨朝(じんじょう)の6つのこと。

そして、修二会の12日目の深夜に、後夜の悔過作法を中断して行われるのがこのお水取りです。

深夜に行なわれる行事ではあるのですが、1度しかないので、当然混み合います。
見学は、二月堂から若狭井までの通路の近くで行ないます。

 

3月1日から毎日10本の松明で行われる「お松明」。
修二会の期間中は、毎日10本40kg長さ7mの松明の炎が暗い回廊を駆け抜けます。

なお、お松明は雨でも開催されるので、どの日にちに行っても見れます。

見学場所は2箇所。

◆二月堂前の広場
4千人程度が立ち見できる。

◆第二拝観席
200mほど離れているため、間近で見るのと比べて迫力がない。
ただ、遠くを走る炎は幻想的なので一度は見る価値がある。

一番の見せ場となるお水取りがある日の来場者数は約2万~3万人。
大人気なので、「お水取り」の日の「お松明」は大混雑。

相当混むので、参加するのであれば注意してください。

 

奈良県東大寺二月堂の修二会日程と由来とは?

奈良県東大寺二月堂の修二会・お水取りの日程スケジュールをまとめると――

  • 修二会日程:3月1日~14日
  • お松明:毎日19時~(一部30分程度ずれることもあり)
  • お水取り:3月13日午前1時~

となります。

「修二会」と「お松明」と「お水取り」それぞれの由来としては。

 

修二会(しゅにえ)は、日本の仏教寺院で行われる法会(ほうえ)のひとつ。
※法会とは、仏法を説くため、供養を行なうために僧侶や檀信徒が集まること

日本では、東大寺二月堂の修二会が最も有名なものの、ほかにも全国各地のお寺で開催されている。

元々は旧暦の2月1日から2月14日まで行われていた行事。
しかし、新暦(グレゴリオ暦・太陽暦)になってからは3月1日から3月14日に開催されるようになりました。

この「修二会」の正式名称は「十一面悔過(じゅういちめんけか)」と言います。
東大寺二月堂のご本尊である十一面観音菩薩に、僧侶たちが一般の人々に代わって苦行を実践し、懺悔する。

そして、天下の泰安、万民の豊楽、五穀豊穣などを祈ります。

 

お松明は、本来は練行衆(れんぎょうしゅう)が夜の行を始めるとき、道灯りとして焚かれるものでした。
※練行衆とは、修二会をする11人の僧侶のこと

一人の童子(どうじ)が松明をかざし、その1本のお松明が通る後を一人の練行衆が続いて、入堂するという形です。

お松明の火の粉を浴びることで、1年間無病息災に過ごせると信じられています。
また、燃えカスを護符の代わりとして大切に持ち帰る方も多いのだとか。

 

お水とりは、修二会の途中に1度だけ行なわれます。
魚をとっていたために神々の集まりに遅れた若狭の神様が、お詫びとして二月堂の本尊に水を献上した、というのが由来です。

この水が若狭井(わかさい)という井戸に入っているとされています。
この水(お香水(おこうずい))を汲んで、観音様にお供えするのがお水取りになります。

なお、18日以降に、お香水は二月堂受納所で無料で配られます。

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お水取りの混雑情報とアクセスについて 服装や防寒対策はどうすべき?

混雑具合としては、12日当日が一番ですね。
まぁ、1日しかないお水取りが行われる日なので、当然と言えば当然ですが。

混雑を避けたいなら、12日以外を狙うのが良いでしょう。
特に、平日。

では、それぞれの日ごとの「混雑を避ける方法」をお伝えしていきます。

 

基本的には、早めに行って、良い場所を確保しておくこと。

平日であれば、夕方6時頃までに。
土日祝日であれば、夕方5時半までに会場に到着して、並んでおいてください。

お松明目当てなら、この対策だけで十分です。

ただし、12日にお松明もお水取りも見たいなら――
上記で挙げたよりも早く、具体的には午後5時までには誘導路に並ぶこと。

早い時間帯に行けば、確実に見れます。
毎年18時頃には、誘導路まで満員になってしまい、入場できなくなるので遅れないように。

 

ただ…
残念ながら、早く行けばそれだけでOK!とはなりません。

誘導路で並んでいて入場できない人たちにも見れるようにするため、警察の指導で場所を移動しないといけなくなることもあります。

第二拝観席へ誘導されるわけですね。

まぁ、どちらの見学場所からも見れるという利点はありますが。
それを考えれば、時間ギリギリよりも少し早めくらいに並んでおくのが良いかな?と思います。

 

それから、奈良県東大寺への行き方(アクセス)について。

基本的な交通手段は、電車と自動車になります。
電車の場合だと、バスも出てるし徒歩で行くことも可能です。

【基本情報】
住所:奈良市雑司町406-1
拝観料:無料

■金堂(大仏殿)・法華堂(三月堂)・戒壇堂
拝観時間:8時~17時(3月)
拝観料:各500円(小学生300円)
公式サイト:華厳宗大本山東大寺公式ホームページ

【電車】
近鉄奈良駅から徒歩約20分
JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」から
東口2番のりば 市内循環バス外回り「大仏殿春日大社前」下車徒歩5分

【車】
名神高速道「京都南IC」 京奈和自動車道経由 約60分
京奈和自動車道「木津IC」南へ約7km
第2阪奈有料道路「宝来IC」東へ約8km
西名阪自動車道「天理IC」 R169経由 北へ約10km

 

なお、奈良県東大寺の修二会が行なわれる期間は3月上旬~中旬ということで、まだ寒い時期。
お水取りは冬の深夜ということで、かなり冷え込みます。

なので、防寒対策は必須。

手袋やマフラー、イヤーマフ(耳あて)やカイロ(ホッカイロ)といった防寒アイテムをしっかり用意しておいてください。

保温効果の高いインナーとアウターを重ね着したり、防風性の高い厚手のジャケットを利用するといった寒さ対策も必要です。
特に、手足と耳は冷えやすいので、暖かい格好で行事に参加して下さいね。

 

奈良県東大寺のお水取りまとめ

奈良県東大寺の二月堂で毎年行われる修二会。

その見所は

  1. 真夜中に水をくむ「お水取り」
  2. 毎日10本の松明で行われる「お松明」

の2つです。

見学場所は

  • 二月堂前の広場
  • 第二拝観席

の2箇所存在しますが、1日で4万~5万人の観光客が訪れることもあるので、確実に見物したいなら早めに行くこと。

早めの場所取りが肝になります。

このお水取りは、752年の奈良時代から続く伝統行事。
既に1200年以上の歴史があるので、人生で一度は見に行ってみたいもの。

東大寺の修二会・お水取りの由来や日程など、上記で詳しく解説していますので、参加するなら読んでみて下さいね。

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