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初詣の神社参拝の仕方は?お参りやおみくじの意味・由来

初詣の神社参拝の仕方

神社にお参りに行くときって、どんな作法が必要なんだっけ?

これから初詣、というときなんかは、ふと考えることがありませんか?

毎年行ってるけれど、いつも何となく拝んでいるだけだな…今度は作法通りに礼拝したいな
とか
何年ぶりかに神社参拝に行こうと思ってるんだけど、礼儀とか作法とか必要なのかな?

なんて考えている方のために、すぐにわかる初詣の神社参拝の詳しいやり方を載せておきます。

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初詣の神社参拝の仕方 手順と作法を解説!!

初詣などの神社参拝には、正式なやり方というものが存在します。

それを一番最初から、丁寧に解説していきます。

絶対に必要というわけじゃないけれど、郷に入っては郷に従えとも言うし。
初詣などで神社にお参りに行くときは、ぜひ参考にしてください。

 

1.鳥居をくぐる時は、一度足を止めて、軽く会釈します。

ほかの参拝者の様子をよく見ていると、鳥居の前で会釈する人って実は少ないです。
つまり、ここまでしっかりやっている人は少ない。

僕自身、ほかの人の様子を見て、やらない方がいいのかな、なんて考えたこともあります。
でも、ほかの人がやってないからと言って、恥ずかしがる必要はありません。

これが正しいやり方だというのは確かなことなので。
それに、少ないとは言っても、ちゃんと会釈している人もいますしね。

 

2.道の中央ではなく、左右どちらかを歩きます。

参道の真ん中は「正中」と呼ばれ、神様の通り道とされています。
なので、正中を避けて歩くように心がけてください。

ちなみに、道を横切らないといけなくなった場合は、会釈してから横切ればOKです。
なお、右側通行で歩く時は右足から、左側を通行する時は左足から入ります。

 

3.手水(ちょうず)で、手や口を清めます。

けがれを洗い流すという意味で、神様にお参りする前に手水舎を利用してください。

やり方としては、

  • 柄杓(ひしゃく)で水をすくい、左手を洗います。
  • 柄杓を持ち替えて右手を洗います。
  • もう一度柄杓を右手に持ち、左の掌(てのひら)に柄杓の水を受けて、口をすすぎ、う一度左手を洗います。
  • 最後に、柄杓に水を入れて、縦にしながらその水で柄杓の柄を洗います。

4番目は忘れてしまいがちなので注意すること。
後の人のことを考えて、キッチリやっておくように。

 

4.拝礼の前に服装を整えます。

服装に関しては、特にこれじゃないといけない、なんて決まっていないのですが。
帽子やサングラス、冬であればコートやマフラーなどをつけたまま拝礼しないこと。

そのままの格好では神様に失礼なので、脱いでから、姿勢を正して拝礼します。
なお、できるだけ神前の中央には立たないように気をつけてください。

 

5.お賽銭を納めてから、鈴を鳴らします。

お賽銭を投げて祓い銭とするわけではなく。
元々はお供え物が賽銭になったので、投げないこと。

普通に考えて、物を投げつけるのは失礼ですよね。
上からスッと落とすように納めてください。

額は気持ちの問題なので、いくらでも構いません。
縁起を担いで穴の空いた5円・50円玉をお賽銭とする方が多いです。

そして、鈴を1回鳴らします。
神様に拝礼しに来ました、ってことを伝えるわけですね。

 

6.「二礼二拍手一礼」で拝礼

2回おじぎをした後、2回柏手を打ち、その後に心を込めて祈ります。
そして、最後にもう1回おじぎをします。

これが一般的な神様へのご挨拶の仕方なので、しっかり覚えておいてくださいね。

ただ、注意点として。
神社によっては作法が異なる場合があります(出雲大社など)。
参拝の前にチェックしておくのが良いでしょう。

 

7.願い事・祈りの仕方

願い事がある場合は、心の中で念じるか、小さく呟いてもOKです。

並んでいる人がいなければゆっくりでも構いませんが、初詣の場合は迷惑になってしまうので、長時間拝殿の前を占有しないこと。
手短に祈ってください。

なお、願い事は通常1つ、多くても2つに絞っておきましょう。
願い事を限定すれば、叶えたい願いが明確になりますしね。

欲張っても良いことはありません。

 

8.参拝後

帰りは、鳥居をくぐってから鳥居に向かって一礼します。
しっかりと感謝を込めて、礼をするのが良いですね。

これで終了になります。

 

なお、初詣の帰り道は、できる限り寄り道をしないでまっすぐ帰ってください。

なぜかと言えば。
途中で寄り道をすると、頂いた福を落としてしまうから。

作法をすべてキッチリ守るなら、帰るまでしっかりやり遂げる方が良いじゃないですか。

ちなみに、東京の神社にお参りに行くならここがお勧めです↓
年越しの神社へのお参り 東京の穴場への初詣 いつからいつまでに行けばいい?

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初詣やおみくじの意味・由来とは?

このような作法・礼儀が定められている初詣ですが、そもそも意味や由来はどんなものなのか?

日本には昔から、「年籠り(としごもり、としこもり)」という風習がありました。
家長(今でいう世帯主)が一年を平安に過ごすため、大晦日の夜から元日の朝にかけて氏神様の社に籠り、祈願をするというものです。

この「年籠り」が、

  • 大晦日の夜の「除夜詣(じょやもうで)」
  • 元日の朝の「元日詣(がんじつもうで)」

のふたつに分かれ、「元日詣」が今の初詣の原形となりました。

 

江戸時代末期頃までの「元日詣」は「恵方詣り」と呼ばれ、家から見て恵方にあたる社寺に参詣するのが一般的だったそうです。

しかし、明治初期以降には、交通機関が発達してこともあり、氏神様や恵方詣りに関係なく、有名な神社やお寺に参拝するように変化しました。

なお、氏神様とは同じ地域に住む人々が共同で祀る神様のことを指します。

今まで深く考えることなく、初詣をしていた方がほとんどだと思いますが。
このように昔からの風習などを知っておけば、参拝するときの心構えも違ったものになってくるのではないでしょうか。

 

また、初詣するときは、必ずおみくじを引く方も多いので、おみくじの意味や由来も解説しておくと――

おみくじ(お御籤・御神籤・御仏籤)は、今でこそ神社・仏閣等で運勢占いとして気軽に利用できるようになっていますが。

元々は、国の祭事・政、また後継者選びといった重要事項を決める際に、神様の御声を聴くための道具として用いられていました。

とても神聖視されていたわけですね。
これが現在のおみくじの起源とされていいます。

 

おみくじはどう取り扱うべきか?

初詣や神社参拝にはおみくじ!
というくらい一般的になっていますが、じゃあおみくじって、引いた後はどうすればいいの?

意外と、この点で迷う方もいらっしゃるようなので、解説しておきますね。

結論を言えば、結ばないといけない・結ばないで持ち帰るべきなど、特に決まってはいません。

 

なぜなら――
おみくじって、単純な吉凶占いではないんです。

神様・仏様からのメッセージを受け取るという意味合いがあるものなんですね。

だから、おみくじの正しい活用方法としては。

  • おみくじはお参りを済ませてから
  • 今気になっていること、解決したい問題などを思い浮かべながらおみくじを引く
  • 大吉だから大凶だからと一喜一憂するのではなく、内容を読み取る

書かれていることを神様からのアドバイスだと思って、日々の生活に取り入れることを心がけてみてください。

 

引いたおみくじは結んでも持ち帰ってもOK。
ただ、何度も読み返したいなら、持ち帰るのが良いと思います。

おみくじを結ぶ意味は、凶を吉に転ずることができる、と言われているから。
そういった由来も考えて、引いたおみくじをどうするか決めてください。

なお、おみくじの回数制限は特にありません。
ですが、もう一度引きたいときは日を改めるのが良さそうです。

 

なぜなら、最初のアドバイスが今のあなたに一番必要なものだから。
何度も引けば、そりゃ色んなメッセージを受け取ることができるけど。

じゃあ、どれが正しいのか?と言えば。
やっぱり一番最初に受け取ったものなんですよね。

都合の良いものを引けるまで何度も試しても意味が無い、ってことです。

 

初詣の神社参拝の仕方まとめ

実は意外と知らない、初詣の神社参拝の手順と作法について解説しました。

どんなふうにお参りするのが正しいのか?
そして、どうしてそのようなことをするのか?

神様に拝謁する、と考えれば、納得できることばかりだと思います。
あんまり難しいことを考えるのが嫌なら、そういう作法なんだと思って、守るだけでもいいですし。

 

できるだけ覚えておいたほうがスムーズに、そして綺麗に初詣の参拝も済ませることができますが。
別に100%遵守しなければならない、なんてことはないです。

久しぶりの神社参拝で緊張したりして、作法を間違っても、特に問題はありません。

お正月のイベントの1つとして、楽しみながらお参りされてください。

年が明けてから初詣をするなら、一緒にこういったイベントを体験するのも良いかもです。
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