仕事をしていると、まとまった時間を取るのも難しく。
年賀状を出さないといけないけれど、まだ大丈夫と後回しにされている方も多いと思います。
年末年始休暇に入って、年の瀬が近づいてから年賀状の作成を始めるとかね。
でも、せっかくなら年賀状は元日に届いて欲しいもの。
じゃあ、1月1日に年賀状を確実に届かせるためには、いつまでに送ればいいのか?
そもそも、年賀状ハガキっていつからいつまで受け付けてるの?
年賀状が元旦に届くにはいつまでに出すのが正解?
年賀状は、いつまでにポストに入れれば元旦につくのか?
一般的には、12月25日までに出せばOKと言われています。
12月26日以降、12月28日までに出した年賀状ハガキも、できる限り元旦に届けるように取り組んでいると。
同一県内の場合は、12月28日でも元日に届けられる可能性はあるのだとか。
実際、日本郵便のホームページ上には、以下のように掲載されています。
一通でも多くの年賀状を元日にお届けするためには、できるだけ12月25日までに差し出していただきますようお願いします。
12月26日以降28日までに差し出していただいた年賀状も、できる限り元旦にお届けできるよう取り組んでまいります。
なお、年末押し迫っての差出しが集中した場合、地域によっては元旦にお届けできない場合がありますので、ご了承ください。<span class="su-quote-cite"><a href="http://www.post.japanpost.jp/whats_new/2007/0831_02.html" target="_blank">引用元:日本郵便 年賀状の引受・配達について</a></span>
ただ…
残念ながら、元旦に届くという保証は一切ありません。
郵便局員さんから聞いた話ですが。
そもそも、日本郵便のサイトには
「できるだけ12月25日までに差し出してください」
と書いてあるだけなんですよね。
1つの集配局では、1000万通以上の仕分けがされているそうです。
だから、元日配達の確率は高くなるけれど。
12/25までに出した場合でも、必ず元日に配達されるわけではありません。
確かに半分以上は元旦配達になるけれど、もう半分は1/3までの配達になるんだとか。
「じゃあ、元旦に狙って配達してもらうことってできないの?」
1月1日に配達してもらいたいなら、12月15日~20日の間に出してください、とのこと。
年賀状の引き受けが始まるのは12月15日からなので、一番早く出すのがベストだということですね。
早ければ早いほど、元旦に配達してもらえる可能性は高くなります。
だから、本当に元旦配達を期待するなら、12月20日が期限だと思ってください。
ちなみに、12月26日以降に出した場合。
元旦に配達される確率は大幅に下がる…
どころか、1月5日6日など、だいぶ遅れて届けられてしまうようです。
なお、郵便局の窓口を利用する場合は何の問題もありませんが。
郵便ポストへ投函する場合は、注意点があります。
それは何かと言うと――
集荷時間によっては、その年賀状ハガキが翌日扱いになるということ。
郵便ポストには集荷時間が書いてあるので、それを参考にすれば大丈夫です。
たとえば12月20日にポストに出したとしても。
最終集荷時間以降にポストに投函した分は、12月21日扱いになってしまうわけです。
年賀状の場合、この1日が大きな差になってくるので、郵便ポストを使う場合は最終集荷時間を過ぎていないか確認してくださいね。
年賀状を元旦に届ける裏ワザ
なかなか時間が取れなくて、年賀状を作成するのが遅くなってしまった。
でも、どうしても年賀状を元旦に届けたい。
そんなときに使える最終手段。
郵便局窓口で、速達郵便で送ってください。
速達郵便を利用した場合、翌日に配達することも可能です。
(場所によっては翌々日などの場合もあり)
利用する場合は、日本郵便株式会社の公式Webサイトにある「お届け日数を調べる」のページをご利用ください。
年賀状が元旦に届かない場合 間に合わないのは失礼なの?
年賀状を元旦までに出したいけど、間に合わない場合もあるでしょう。
元旦に間に合わない場合でも大丈夫なのか?
仕事の関係とか、単に気が乗らないとか。
後回しにしていたら、うっかり忘れていたとかね。
そういう場合、いつまでに出せばいいのか?
明確に何日までと決まっているわけではありませんが。
寒の入りに入る「小寒」まで、つまり1月7日までに出すのがベストだと言えます。
その根拠は3つあります。
- 正月飾りである門松を飾っておく期間が1月7日までだから
(関東の場合。関西の場合は1月15日まで) - 毎年12月15日から翌年の1月7日に年賀はがきを投函すれば安く利用できるから
- 1月8日以降は年賀状ではなく、寒中見舞いを送るのが一般的だから
2つ目3つ目をもう少し具体的に説明すると――
2016年6月1日に郵便はがきと切手が値上げされましたが、年賀はがきだけは52円と据え置き価格なんです。
でもだからと言って、年賀はがきは1年中使えるわけではありません。
毎年12月15日から翌年の1月7日に投函された年賀はがきは、据え置き価格の52円で利用できます。
でも、その期間外になると、使えなくなる。
しかも、年賀状には本来”消印”が押されないのですが…1月8日投函分から、年賀はがきであっても消印が押されるようになります。
これが相手に対して失礼だ、という見方もあるので、注意してください。
そして、1月7日以降の小寒から立春までは「寒中」になります。
だから、世間的には年賀状ではなく「寒中見舞い」を出すのが常識になっているんですね。
つまり、1月7日までに年賀状を出せない場合。
1月8日以降は、寒中見舞いを送って、近況報告や今年もよろしくという挨拶をするのが良い対応と言えます。
年賀状の返信はいつまでに出すのがマナー?
送る人が多くてうっかり忘れていたとか、意外な相手から年賀状が送られてきた、ということもあるかもしれません。
届いた年賀状の返事をしたいんだけど、返信の期限はいつまでなのか?
こちらから送っていない相手から年賀状が届いた場合。
すぐに返事を書いて送り返すのがマナーとされています。
その場合、この日までに出さないと失礼だ、というのはありません。
ただ何となくで遅くなったなら失礼だという捉え方もありますが。
何か遅くなった事情があれば、「こういう理由で遅くなりました」と書いておけば、相手もすぐに納得してくれるはずです。
気をつけるべき点は、1月7日を過ぎてしまったら年賀状ではなく寒中見舞いを出すことと。
そして、寒中見舞いでは余った年賀状を使うのではなく、普通の白いはがきや絵入りのはがきを使うことだけです。
届いた年賀状をどうするのか迷ったら、こちらを参考にして下さい。
年賀状を捨てるタイミングは?古いハガキの処分方法&保管方法
年賀状を元旦に届ける方法まとめ
確実に年賀状を届けたいのであれば、年賀状の引き受けが始まる12月15日~12月20日までに出すのがベストな選択です。
要は、早ければ早いほど良いということ。
一般的には12月25日までに出せば元旦に届くと信じられているし、そう記載しているブログ記事も山ほどありますが…
実は、それは正確ではありません。
年賀状を出すのが遅くなればなるほど、1月1日ではなく2日3日に届く可能性も上がってくるわけです。
これから年賀状を出す方は、その点に気をつけて、早め早めの行動をしてくださいね。
年賀状を投函し終わったら、いよいよ年末年始。
こちらの記事も読んで、大晦日やお正月を目一杯楽しんで下さい!
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