子どもが成長したらやるべきイベントである七五三詣。
かわいいお子さんをお持ちの親にとっては、欠かせないイベントと言えます。
何せ、生涯でたったの2回しか経験できませんからね。
- 男の子なら3歳と5歳
- 女の子なら3歳と7歳
でも、七五三が初めてなら、
- 時期はいつなのか?
- どこでやればいいのか?
- 着物や会場の予約はいつ?そもそも予約って必要なの?
そこで、今回の記事では、七五三のお参り前に確認しておくべき事項をまとめました。
そろそろ子どもの七五三詣だな、って方はチェックしてみてください。
七五三のお参りをやる時期はいつ?手順は?
七五三の正式な日程は、
- 男児は3歳と5歳
- 女児は3歳と7歳
になる年の11月15日です。
つまり、正式な方法にこだわるなら。
数え年とか満年齢とか、早生まれがどうと考える必要はありません。
今年3歳になったから、今月11月15日に七五三をやろう!
というシンプルな考えでOKです。
誕生日が1月でも6月でも12月でも変わらないと。
11月16日が誕生日なら、今年の11月15日はまだ2歳ですよね。
だからギリギリ3歳でいられる、来年の11月15日に七五三をしよう、という考えでOKです。
ただ…そこまで徹底的にこだわる必要はありません。
お父さんお母さんの仕事の都合もあるでしょうし。
両家の祖父母と一緒にお祝いできるように、時期をずらすこともありです。
何なら、12月が誕生日だから、まだ2歳だけど早めに済ませておこう、とかね。
1ヶ月早く(遅く)するとか、1年ずらすのも自由です。
あなたにとって、都合の良い時期に七五三のお参りをするのがベストだということですね。
では、七五三参りの手順は?
- お参りや写真撮影を行なう日取りを決める
- お参りや写真館、会食の場所選び
- 予約
- 当日、七五三のお祝い
やるべきことは、この4ステップ。
お参りと写真を撮ること、そして七五三の食事。
この3つを押さえておけばOKです。
七五三の着物レンタルや神社の予約はいつやればいいの?
実際に予約しておくべきものは――
もちろん、人によって変わりますが、基本は3つ。
- 写真館
- 神社もしくはお寺
- レストラン
具体的な予約の仕方を解説していくと。
まず最初に、場所選びです。
お参りに行きたい神社もしくはお寺を選んで。
そこを起点に、近くの写真館やレストランを選択していくのが最もスムーズに決められますよ。
予約の方法としては、最初に写真館から行なってください。
予約する日が遅くなると、希望の時間帯がすべて埋まってしまってた…
なんてこともあるので注意して。
七五三の写真の場合、レンタル着物と髪型・着付けが全部セットになっているところは多いです。
なので、自前で用意したり、着付けをする手間がいりません。
とても楽に七五三のお参りができるので、人気があります。
髪も整えておきたいなら、前日かそれより前に美容院に行っておくこと。
何もかもを1日で終わらせようとするのは子どもの体力では厳しいです。
写真館への予約が完了したら、次はその時間にあわせて、お参りする神社やお寺を予約します。
祝詞をあげてもらう(祈祷を受ける)わけですね。
ただ、複数人に対して祝詞をあげる形式の場合は、時間が決まっている場合もあります。
着付けの時間も考慮しつつ、うまくスケジュールを組むようにしてください。
ちなみに、祈祷を受ける場合は、初穂料(神社に渡すお礼)が必要になります。
赤の蝶結びの水引(みずひき)が付いたのし袋に「初穂料」または「御初穂料」と表書きを書いてください。
下段には、祈祷を受けるお子さんの名前(フルネーム)を書きましょう。
(兄弟や姉妹で一緒に受ける場合、連名にします)
そこに神社やお寺に渡すお金を入れて渡します。
大きい神社やお寺であれば、ホームページが用意されていて、そこに料金が記載されていることもあります。
実は、この辺のやり方は地域や神社・お寺によって少し違ってくるものなので、あらかじめチェックしておくと良いでしょう。
わからなければ、予約する際に聞いておいてください。
神社のお参りの作法は、こちらにまとめてありますので、一度見ておいてください。
初詣でもそうじゃなくても、お参りの仕方は一緒です。
初詣の神社参拝の仕方は?お参りやおみくじの意味・由来
そして最後に、お参り後の会食の予約を入れます。
子供にとっては、七五三のお参りの日は長く感じるものです。
会食の頃には、疲れてしまっているでしょうし、機嫌が悪くなっていることもあるので。
個室を予約しておくとか、あまり堅苦しくないレストランを選ぶなどの工夫をしてあげてください。
七五三の時期をずらすのはありか 早撮り・前撮りをするなら?
七五三の時期である11月15日ですが。
平日であれば、仕事もあるでしょうから、家族揃ってお参りにはなかなかいけないと思います。
その上、よほど早く予約しておかないと、既に予約で一杯だった、なんてことも考えられます。
無理して11月15日にするよりも、時期をずらす方が良いでしょう。
実際、この方法で七五三もうでをしている方が多いです。
ただし、段取りは早めにすることを心がけてください。
時期をずらしたとしても、11月中は予約を取りにくいものなので。
ちょっと早すぎるかな、ってくらいから予定を立てて予約までした方が、スムーズに七五三を済ませられます。
それに、早く予定を立てておけば、慌てることなく口コミなども参考に、じっくり決められますしね。
また、着物をレンタルする場合は、早いほうが良いのは確かです。
なぜなら、早いほど沢山の着物のなかから、レンタルできるものを選べるから。
遅れてしまうと、同じ料金でも残り数着の中から選ばないといけない…なんてことになって、損してしまいますからね。
時期をずらすなら、11月中、もしくは10月12月も候補に入ってきます。
混雑するのが嫌なら、10月前半、もしくは12月になってから行くのもあり。
ただ、12月になってくるとクリスマス・年末年始・初詣と次のイベントがやって来るので。
早めに済ましておくに越したことはないでしょう。
そういったことも踏まえて、いつ七五三のお参りをするか決めてください。
ちなみに、11月中の土日祝日は、どの神社・お寺も混雑間違いなしです。
平日であれば、11月中でも比較的空いてることが多いです。
土日祝日のどこかで、混雑してない日に行きたいなら、10月か12月を狙ってください。
早撮り・前撮りをするならいつがいい?
- ゆっくり衣装を選びたい
- じっくりと撮影して、良い写真を撮りたい
- お参り当日に余裕を持ちたい
と考えているのであれば、前撮りを検討してみてください。
写真館やフォトスタジオが混み合う七五三シーズンを避けられるので、慌てることなく写真撮影ができます。
値段も低くなってますし。
それに、お参り当日と2回に分けることで、子どもの負担も減らせますよ。
3歳5歳の小さい子の場合、子どもの機嫌というのも考える必要がありますよね。
その点、早撮りすれば機嫌が悪くなる前に済ませることができるようになります。
また、11月の七五三シーズンには前撮りキャンペーンが開催されます。
キャンペーンの内容として、前撮り+お参り当日の2回、着物レンタルと髪のセット・着付けもしてもらえます。
まぁ、撮影日と当日の2回、着付けのためにスタジオに出向く必要があるので面倒だったり…
スケジュールの調整をしないといけない、というデメリットはありますが。
その分、メリットも大きいので、前撮りを検討するのはありでしょう。
七五三のお参り時期と手順まとめ
お子さんの成長を祝う大切なイベントである七五三。
七五三の正式な日程は、
- 男の子の場合、3歳と5歳
- 女の子の場合、3歳と7歳
になる年の11月15日です。
写真館と神社もしくはお寺、それに会食レストランをあらかじめ予約して、お祝いしてあげましょう。
子どもがまだ小さい3歳や5歳の場合。
また、小さい子や赤ちゃんも一緒に出かける場合、前撮りをするのもいいですね。
七五三のお参りの時期から、どこでやるべきか、いつ予約をするべきかなど、七五三詣ででわからない点がある場合は、上記の情報を参考にして下さい。
一生に2回しかない、貴重な七五三参り。
事前準備をしっかりして、良い思い出にしてくださいね。
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