本やパソコンなどについてるラベル、子どもがいたずらで家具や窓に貼ったシールを剥がしたいんだけど。
きれいに剥がそうとしても、剥がし跡、ベタベタが残ってしまう…
手や爪で取ろうとすると、うまく剥がれませんしね。
上手な剥がす方法ってないものか？
実は、すぐに用意できる道具があれば、信じられないくらい簡単に、そして綺麗にはがせます。
今回は、その方法や裏技をお伝えしていきます。
強力なシールやラベルの剥がし方 簡単にきれいにするコツは？
そもそも、シールの構造は表面の「基材」と「粘着剤」の２層構造で作られています。
ゆっくりと剥がすことで、基材と一緒に粘着剤もきれいに取れるわけですね。
つまり、ゆっくり丁寧に剥がすことが１つのポイントになります。
ただ、そもそもシールを剥がすのが難しいとか、頑張ってもキレイに取れず、ベタベタが残るということもあるでしょう。
そういった時には、こちらの方法を試してみてください。
ドライヤーで温める
金属にプラスチック、グラスやビンなど。
どんなところに貼ってあるシールでも、温めることで粘着性が低下していきます。
これから剥がす場合は、この方法で十分うまく剥がせると思います。
ただ、家具の一部などは、熱によって変色してしまう可能性があるので、まずは目立たない部分で試してから。
水やお湯につけておく
シールの粘着部分は普通、澱粉質の糊になっています。
水溶性なので、水やぬるま湯に浸しておけば、勝手に剥がれてくれるわけですね。
１時間～長くて８時間ほど。
しばらく放っておけばスルリと剥がれますよ。
ビンやグラス、食器など濡れても構わないものに利用できる方法です。
お酢を使う
布やタオル、ハンカチ・ティッシュなどに酢を染み込ませて、シールの上にピッタリくっつけてください。
しばらくそのままにしておいて、数分後にシールを剥がす。
酢に含まれる酸が粘着部を溶かしてくれるので、とてもはがれやすくなりますよ。
台所洗剤を使う
上記で紹介した方法で、大体のシールはきれいに取れると思います。
けれど、それでもなかなか剥がれない頑固なシールには、台所洗剤を使ってください。
使い方は簡単。
台所洗剤をシールの上に塗って、その上にラップをぴたりと貼り付けます。
そして、そのまま10分～20分くらい置いておく。
台所洗剤に含まれる界面活性剤がシールと粘着面に隙間を作り、剥がれやすくしてくれます。
ただ…モノによっては変色させてしまう可能性があるので、まずは目立たない部分で試してから使うこと。
こういった方法をいくつか知っておいて使い分ければ、十分使えるテクニックになります。
シール剥がし跡のベタベタの取り方を解説！
シール剥がしよりも厄介なのが、きれいに剥がせなかったとき。
剥がし跡のベタベタが残ってしまうと、完璧に取るのは難しいように感じます。
で、諦めてしまってそのまま・・・なんてことに。
でも、安心してください。
やり方さえ知っていれば、その剥がし残しも手間をかけずに取り去ることができます。
そのやり方というのが――
消しゴムでこする
シールやラベル、あるいはガムテープの剥がし後なんかにも使える方法です。
残った粘着剤を、消しゴムでごしごしこするだけ。
プラスチックや木、あるいは紙などにも使えるので、覚えておくと重宝しますよ。
何より簡単です。
それに、手元にあるもので即試せますし。
セロハンテープを使う
べたべたにはテープを使います。
ペタペタしながら、ベタベタをテープにくっつけていく方法ですね。
時間はかかるものの、キレイに掃除することも可能です。
CDとかガラスとか、力を入れてゴシゴシこすれないようなものに使ってみては？
車など、外で作業するときにも使える方法です。
また、より粘着が強いガムテープを丸めて使う方法もありです。
ハンドクリームを利用する
伊東家の食卓の裏技になりますが。
市販のハンドクリームが、シールはがしに使えます。
やり方は、これも粘着部分の上からハンドクリームを塗り込むだけ。
その後、しばらく放っておけば、するっと取れるようになっています。
なお、サラサラした水っぽい方が染み込みやすいですよ。
シールやラベルの剥がし方まとめ
以上、シールやラベルの簡単な剥がし方をお伝えしました。
どれも効果のある方法なので、１つ２つはあなたの状況でも使えるものがあるはずです。
コツとしては、シールを貼ったものの材質に合った方法を使うこと。
それさえ間違わなければ、スルスルときれいに剥がすこともできるでしょう。
それも、ごく簡単に。
方法さえ知っておけば、悩んでいることもわりと簡単に解決できるものです。
シールやラベル剥がしで困っているなら、ぜひ参考にしてください。
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